西東京中央総合病院オフィシャルブログ

西東京中央総合病院のオフィシャルブログです。 病院の取り組み、イベント情報、医療豆知識、職員の想いなど多くの情報を発信してまいります!

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8月24日(土) 市民公開講座を終えました

西東京中央総合病院 広報担当です。 

2019年8月24日(土)に、市民公開講座を行いました。

今回のテーマは、「今日からできる口腔ケア」。

多くの方にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

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メーカー様のご協力もあり、口腔ケアに役立つ試供品もお持ち帰りいただくことができました。

受講された皆さまのアンケートでは、義歯の洗浄方法についてのコメントが多かったので、このブログでも近いうちに口腔ケアに役立つ情報をお届けできればと思います。

次回の公開講座は、9月21日(土)14時~です。
場所が当院ではなく、スカイタワー西東京です。

www.kokuchpro.com

スカイタワー西東京(田無タワーとも呼ばれています)をご存知ですか?
毎日夕方に翌日の天気予報のライトアップが行われているタワーです。

喉頭がん、乳がん胃がん、大腸がん、前立腺がんについて、医師 5名がそれぞれの検診のことを解説します。お気軽にお越しくださいませ!

※スカイタワー西東京は、駐車場がございませんので公共交通機関をお使いください。アクセス方法はこちら

 

高温にご注意・・糖尿病の注射薬

こんにちは。糖尿病外来 看護師の笹島です。

今年も暑い夏がやってきました。

インスリンやGLP-1製剤と言われる注射薬は、高温に弱く、熱により変化してしまうことがあるので、温度管理が重要です

透明なインスリンが白く濁ってしまったりすることがあるんですよ。

○○ミックスなど、懸濁製剤といわれるものはかたまりがみられてしまい、懸濁しなくなってしまうことがあります。

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白く濁ったインスリン

車の中は日が当たらなくても高温になりやすいので要注意です!

夏場の外出時は保冷バッグに小さな保冷剤をいれて持ち運ぶことをオススメしています。

ただ、保冷剤が直接インスリンに触れて冷えすぎることがないよう、保冷剤かインスリンどちらかをハンカチやタオルで包むと良いと思います。 

100円ショップでも売っているので、ぜひ活用してください。

尚、保冷バッグの代わりに魔法瓶の水筒を使用すると、より保温効果が大きく、保温時間も持続することが期待できます!

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外出時には保冷バックに小さな保冷剤を入れて持ち運ぶことをおススメします!

 

糖尿病外来・・・療養相談とは?

こんにちは。糖尿病外来 看護師の笹島です。

当院の糖尿病外来には看護師が担当する外来があります。

糖尿病療養指導士(糖尿病に関する専門の教育を受けた看護師)による、予約制の外来となっています。

主な内容としては

・糖尿病フットケア

インスリンや血糖測定器の指導

・透析予防に関する指導

その他、糖尿病と共に療養生活を送るなかでの相談、指導を行っています。

糖尿病は現在起きている症状や合併症に加え、糖尿病と付き合いながらの生活、仕事など、ひとりひとり治療も異なります。

糖尿病と共に過ごす患者様がその人らしい療養生活を送ることができるよう、患者様やそのご家族と一緒に考えていきたいと思っております。

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フットケアのお部屋です。

糖尿病に関することで不安なことや、日々の生活のことなど気になることがあれば、療養相談の際に、お気軽に聞いてくださいね。

療養相談は予約制ですので、糖尿病外来にてスタッフまでお申しつけください。また、お電話でのご予約も承っております。

 

 

 

糖尿病の食事療法で宅配弁当はどうでしょう?

こんにちは。栄養科の橋本です。

当院で開催している糖尿病教室や減塩教室でも試食いただいている、エネルギーや塩分が計算された宅配弁当について、コメントします。

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糖尿病教室で試食いただいた宅配弁当の一例です。

宅配弁当は、エネルギー・塩分などの計算がされていて、食事療法をされている方にとって、有効に利用すれば便利なものです。
毎日届くのが わずらわしいという方には、「冷凍弁当」という手もあります。まとめて(7食分くらい)注文して、冷凍庫にしまっておいて食べたい時に電子レンジにかければ、自由に食べられます。
一方で毎日届けてくれる弁当は、+αのサービス(薬の内服のお声かけや室内の温度確認など)をしてくれる業者さんもいます。
便利なものを利用して、食事をストレス少なく続けていくことも食事療法を成功させる秘訣です。

当院で実施している糖尿病教室はこちらを。

nishitokyo-chuobyoin.hatenablog.com

 

 

 

糖尿病の方の中食(なかしょく)

こんにちは。栄養科の橋本です。

6月29日および7月6日に開催しました糖尿病教室のアンケートで、中食(なかしょく)についてのコメントが多かったので、中食を選ぶ際のポイントをお伝えしますね。

中食とは?

中食(なかしょく)とは、調理済みの食品を購入し、自宅や職場に持ち帰って食べることのことです。外食に比べて、量やバランスを調整しやすいというメリットがあります。

 

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コンビニ、デパ地下、通販など、多くの場所で調理済み食品を購入できます。

バランス良く中食を食べるには、主食、主菜、副菜の3つを揃えるのがポイントとなります。そして、食品に含まれるエネルギー量だけでなく塩分量を必ず確認する必要があります。

nishitokyo-chuobyoin.hatenablog.com

 

7月6日の土曜日、糖尿病教室 2日目が開催されました

こんにちは 外来看護師の小野田です。
糖尿病教室2日目 、
看護師による日常生活の注意点、理学療法士による運動療法、栄養相談・応用編について開催しました。

看護師による日常生活の注意点として
・合併症について(3大合併症、フットケア、歯周病など)
・災害時のすすめ
分かりやすい説明に心がけています。が、いろいろな話を詰め込みすぎてしまうことも…普段聞けないことでも、どんどん質問していただいて、お答えできればと思います。

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皆さん、じっくりと聞いています。

 理学療法士による運動療法では、座ってできる運動を、参加者の皆さんと一緒に行いました。毎回ご好評いただいています。

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全員で、座ってできる運動に取り組みました。

栄養相談では、応用編について、お話させて頂きました。

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栄養相談での応用編のお話

今回も糖尿病食の試食をしていただきました。

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今回試食していただいた糖尿病食の一つ

「結構うす味だね」「思ったより美味しい」「やっぱり少ないね」「これぐらいがちょうど良いね」など、多くのコメントをいただきました。

ご参加いただいた14名の皆様、朝からご参加いただきましてありがとうございました。

ご参加いただいた皆様のアンケートでは、良かった点として、「中食について知ることができた」というコメントも多かったです。このブログでも中食のこと、近いうちにご紹介しますね。

 

当院の糖尿病教室は、毎年、6月、11月、3月に開催しています。
興味のある方は予約制になりますが、ぜひ、参加してみてください。

6月29日 一回目の糖尿病室の様子はこちら。

nishitokyo-chuobyoin.hatenablog.com

 

栄養成分表示の見方・・単位に注意しよう

こんにちは。栄養科の橋本です。

高血圧を伴う糖尿病の場合、塩分のコントロールがとても重要になります。

コンビニやデパ地下、通販などで調理済みの食品を購入し、自宅や職場で食べる機会が多々あると思いますが、このとき必ず食品の栄養成分表示を確認するようにしましょう!

包装された加工食品と添加物には、

  • 熱量(エネルギー)
  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • 食塩相当量(ナトリウム量) 

が必ず表示されています。

糖尿病の方の塩分摂取量の目標は、塩分6g未満/日(ナトリウム 400mg : 塩分約1g)です。

商品によって、単位が違うので注意が必要です。

単位を考慮して、塩分摂取量を計算するようにしましょう。

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左側は100g単位、右側は1袋単位。

当院では、管理栄養士による個別の食事相談を実施しています。
ご興味のある方は、診察の際にお気軽にご相談くださいね。