西東京中央総合病院オフィシャルブログ

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高温にご注意・・糖尿病の注射薬

こんにちは。糖尿病外来 看護師の笹島です。

今年も暑い夏がやってきました。

インスリンやGLP-1製剤と言われる注射薬は、高温に弱く、熱により変化してしまうことがあるので、温度管理が重要です

透明なインスリンが白く濁ってしまったりすることがあるんですよ。

○○ミックスなど、懸濁製剤といわれるものはかたまりがみられてしまい、懸濁しなくなってしまうことがあります。

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白く濁ったインスリン

車の中は日が当たらなくても高温になりやすいので要注意です!

夏場の外出時は保冷バッグに小さな保冷剤をいれて持ち運ぶことをオススメしています。

ただ、保冷剤が直接インスリンに触れて冷えすぎることがないよう、保冷剤かインスリンどちらかをハンカチやタオルで包むと良いと思います。 

100円ショップでも売っているので、ぜひ活用してください。

尚、保冷バッグの代わりに魔法瓶の水筒を使用すると、より保温効果が大きく、保温時間も持続することが期待できます!

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外出時には保冷バックに小さな保冷剤を入れて持ち運ぶことをおススメします!