大規模災害訓練実施しました
みなさん、こんにちは!
多摩直下を震源とする震度6弱想定の災害訓練を実施しました。東日本大震災から、自分たちに出来ることは何かを模索しながら始めた訓練。私たちが災害対策で大事にしているのは、「自助」です。自分たちの病院がしっかりしていないと、入院患者さん、地域の方々、自分の命が守れないからです。
1年目は、とても訓練と言える内容ではなかったのですが、年々職員のスキルアップもあり訓練もレベルアップ。シナリオがなくても進められるようになり手ごたえを感じています。
7回目にあたる今年の災害訓練では、傷病者の人数を大幅に減らし、1つ1つの災害医療を丁寧に考え、対応にあたることを目標にしました。
また、去年、今年と、地域住民の方にも傷病者役でご協力いただきました。寒い中、ご参加いただきありがとうございました。
傷病者役が着る洋服は、職員の不要になったものを集め、
写真にある災害メイク(ムラージュ)も、看護師でやっています!!
当院では、年一回の災害訓練の他に毎月、部分訓練も実施しています。
災害や火災が起こらないことが一番ですが、常に「備え」ていこうと思います。
災害対策委員会
インフルエンザワクチン、はじまってます
こんにちは。
内科の吉武です。
今年の秋は台風が多く荒れ模様ですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さんも気をつけてお過ごしください。
ところで今年はインフルエンザの流行が、前倒しになっているようです。
統計上も糖尿病を持つ患者さんは糖尿病のない方に比べてインフルエンザにかかりやすく、かかった場合に重症化しやすいという特徴があります。
現在は以前と違い有効な治療薬があるとは言っても、かかれば周りの人に感染を広げることにもなりかねません。
特に小さいお子さんのいる家では、お互いにうつし合わないように気をつけましょう。
ちなみに私は一度だけインフルエンザに感染したことがあります。
西東京中央総合病院に勤め始めた1年目の秋でした。
体中が痛くて頭はぼーっとするし、震えが止まらず座っているのも大変でした。
インフルエンザのお薬は、早く使えば早く使う程、重症化しにくいです。
かかってしまったら一刻も早く病院に受診しましょう。
そして、やはり予防が大切です。
糖尿病があり、外出の機会や人と接することの多い方は、ぜひインフルエンザワクチンを接種しましょう。
そして日頃から血糖値を安定させておくことを心がけましょう。
当院では、10月7日よりインフルエンザワクチン予防接種のご予約を受け付けております。詳しくはこちら。
CMS学会に参加しました!
こんにちは。西東京中央総合病院 広報担当です。
10月6日(土)に東京国際フォーラムで行われたCMS学会で、当院の栄養科と放射線科より1演題ずつ発表させていただきました。
CMS学会とは、当院が在籍するTMG(戸田中央医科グループ)とAMG(上尾中央医科グループ)、そしてIMS(板橋中央医科グループ)すべてが揃う学会です。
日々の業務の中で研究したことを発表する場であり、日々の業務に役立つことを情報収集できる場でもあります。
第8回日本くすりと糖尿病学会学術集会に参加しました!
こんにちは。薬剤科です。
先日、第8回日本くすりと糖尿病学会学術集会に参加するため北海道に行ってきました。
学会は2日間行われ、1日目に「当院における透析患者についての糖尿病薬の持参薬の調査」という題でポスター発表もしました。
グループ以外の学会での発表は初めてでしたが、先輩の助けもあり無事に発表することができました。また、学術講演も興味深いものが多く、勉強になりました。
血糖って何??
こんにちは。
内科の吉武です。
天高く馬肥ゆる秋ですね。
昔中国では、北方の騎馬民族のが収穫の秋になると大挙して略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」と、警戒の言葉として使ったそうです。
今では秋の季節の素晴らしさを表現する為に使いますが、血糖が気になる方は収穫の季節には美味しいものに十分警戒して下さいね。
さて、血糖値ってそもそも何なのでしょう。
食べた栄養が腸から吸収されて一部が糖になり体を巡ります。
また、寝ている間などは、肝臓に蓄えられた糖が血液に放出されています。
糖は食事をした時も、食べていない時も、常に血液中に流れていき、活動する為のエネルギー源となるのです。
血糖値は細胞で消費したり蓄えたり蓄えを放出したりして、常に100mg/dl程度に調節されています。
薬などの影響で血糖が下がり過ぎたら脳が働けなくなってぼんやりしたり意識を失うこともあります。
逆に血糖が高すぎると糖が尿にあふれ出して尿の回数が増えたり、酷いと体重が減ってきたりします。
そしてこの血糖が高い状態が糖尿病という事になります。
次回はなぜ糖尿病になるのか書いてみようと思います。
糖尿病ってどんな病気??
こんにちは。内科の吉武です。
果物の美味しい季節になりましたね。
糖尿病ってなんだかよくわからないけど嫌な響きですね。
医学的な説明としては
糖尿病とはインスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。
この病気は生活習慣や体質が関わってくるので親が糖尿病だとしたら注意が必要なところも何だか嫌ですね。
斯く言う私の母方も糖尿病一家です。
曾祖母は晩年糖尿病で失明状態となりました。
何しろ甘いものが好きで、隠れて仏壇に供えてあるまんじゅうを一箱食べては糖尿病で入退院を繰り返し、ある時は退院当日に目が見えなかったため、車を降りた途端自宅前の側溝に嵌まり足を骨折、病院に逆戻りした、と母から聞かされていました。
幼い私はなんだか楽しそうな人だと思っていましたが、本人はさぞかし大変だったことでしょう。
それでも90歳まで長生きしました。
当時は今と違って薬の種類も少なく血糖を管理する事は大変な時代でした。
でも今はたくさんいい治療法があります。
私としては糖尿病という病気は10年後の自分の為、上手く付き合っていくことが大切な病気、と思って診療しております。
糖尿病に関することで不安なことや、日々の生活のことなど気になることがあれば、診察の際にお気軽にご相談くださいね。
10月5日(土) 市民公開講座を終えました
西東京中央総合病院 広報担当です。
2019年10月5日(土)に、市民公開講座を行いました。30度超えの暑い中、多くの方にお越しいただきまして、ありがとうございました。
今回のテーマは、「認知症を楽しく予防しよう/運動療法教室」。
講師は、TMG本部 横浜支部 健康支援室 TMGFitより健康運動指導士の布能先生にお越しいただきました。
講義も楽しく、また、受講者の皆さんと一緒に脳トレや、座ってできる運動なども沢山おこないました。会場が笑顔でいっぱいで盛り上がりました。
途中から、近くの人とグループに分かれて、しりとりをしながら運動をしたり、二人組になって先生の声に合わせて運動をしたりと、とても楽しそうでした。
当日出会ったばかりの人同士でコミュニケーションを取る!ということも、普段はない光景なので新鮮でしたし、受講者の皆さんの表情もどんどん良くなっていたようでした。
アンケートでは、「期待以上だった」「今までで一番良かった」「楽しい時間だった」・・等々、皆様のお役に立てたようで、運営側としてもとても有意義な時間を過ごせました。
布能先生、誠にありがとうございました。
次回の公開講座は、11月9日14時~です。
「放射線検査について ~安心して検査を受けていただくために~」というテーマで、当院の放射線技師が放射線についてお話させていただきます。お時間が合えば、ぜひお気軽にお越しください。詳しくはこちら。